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4月25日「物語のウソとホント〜エトガル・ケレットの超短編小説」NHK『BS世界のドキュメンタリー』で放送

45分の短縮版。完全版は秋の映画祭で!

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 ステファン・カース監督の2017年の映画 Etgar Keret: based on a True Storyがなんとテレビ放映!NHKのBS1で4月25日(木)深夜00:00から の放送です。

 この映画はエトガル・ケレットのおかしな短編に魅了された若き監督たちが作ったハイブリッド・ドキュメンタリーで、エトガル・ケレット本人や周りの作家、家族、友人たちの証言からケレットの実像を浮き彫りにするだけでなく、エトガル・ケレット主演で彼の作品も再現するし、実写とアニメのハイブリッドでもあるし、さらにはこのドキュメンタリー自体がファクトとフィクションの間のどっちに位置するかわからない、という非常によくできた映画です。

 このサイトでも映画祭で上映予定の作品として簡単な紹介を上げています。

 2018年の秋に甲南大学での文芸イベント「今、この世界で、物語を語ることの意味」において国内初上映し、そのあと国際エミー賞の芸術部門を受賞したという必見の作品が、なんとテレビで見られます!これは嬉しい。ぜひケレットファンにも、そうじゃない人にも見て欲しいです。

 秋の映画祭ではこの作品を『エトガル・ケレット ホントの話』として上映します。NHKの放送は番組枠の都合で50分に短縮されたものになりますが、映画祭では67分のフル・バージョンで上映します!助監督のラトガー・レムは「長尺特別ディレクター・カット版と銘打って上映すればいいよ!」って言ってます(笑)。

 ぜひNHKの放送を見て予習して、秋の完全版の上映をお待ちください!